第45話『かごの鳥』
かごの中の鳥たちは、夜明けの晩に何をみたのか?
院政を敷いて傀儡政権を構築し、実権を握って国を意のままに操ろうという欲望を、実はダミヤがずーっと抱き続けていたことがハッキリとした回でした。
この部分、原作ではかなり文章を端折っていたシーンだったのですが、キリクとカイルをうまく立ち振るませて実権を握りつつあるダミヤとその真実を突き詰めたイアルが追い詰められるさまを、アニメでしかできない演出で魅せたものだと思います。
ついでにオリジナルキャラであるキリクの生い立ちもハッキリしました。元々真王領民の貴族の出身で、両親の不幸によって大公領民の商家へ養子として引き取られ、そこで散々虐げられていたというわけですか。そりゃあ、ダミヤの口車に乗せられても仕方がないでしょう。
ですが、そんなキリクもひたすらに毅然としたエリンの態度と潔さに揺れてきていたようで、とうとうイアルにとどめの一撃を食らわされてしまいました。
「お前がエリンをかごの中へ追い込んだ」
いやぁ、イアルも的確な殺し文句をかましたものです。さすがのキリクも、これには反論すらできず、一人嗚咽するばかりです。
ところで、これまた原作との比較なんですが、ダミヤとイアルのやりとりの冒頭で、原作ではハラクという香料入りの茶をダミヤはイアルに勧めるのですが、アニメでは初めからお酒になってましたねぇ。ちょっと意外でした。
それはともかく、かごの中に追い込まれたのはエリンだけでなく、イアルも、セィミヤも、シュナン&ヌガンも、キリクも、リランたちもそうだったのです。
ダミヤが用意した「野望」という名のかごの中に・・・・・・。
そのかごを壊すのは、果たして・・・・・・?
【今回の『次回予告』】
最終クールの常連となった感のあるイアルでした。
ついでに、次回はエリンとイアルの仲が決定的になる回でもありますので、『イア×エリ』を期待してる多くの方は、大いに期待して一週間を待ちましょう。
ちなみに、イアルはエリンにとんでもないことをさせられます(笑)。
ではまた。
追伸:本日、またひとつおっさんになってしまいました。とうとう40だよ、まったく。
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