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2009年10月

第42話『セィミヤの涙』

 落ちる涙に映るそれぞれの思惑と国の行く末。

 先代の真王、ハルミヤが闘蛇の襲撃が原因で受けた頭の傷によって亡くなり、新しい真王としてセィミヤが即位しました。が、ハルミヤがカザルム行幸で何を知り、何を考えて帰路についていたかは一切知る由がなかったことから、もう、いいようにダミヤの術中に嵌ってし待ってます。

 (大体、一周忌も終わっていないというのに世継ぎの話を持ちかけるダミヤもダミヤですが、それにすんなりと応じるセィミヤもセィミヤです。・・・・・・って、別に仏教国でもないから服喪の習慣などないんでしょうけど。)

 リョザという国自体、真王と大公という権威と権力の二極構造が限界に来ているのを辛うじて維持できていたのは、ひとえにハルミヤの神格性に寄っていたわけです。真王領民にとってはそれが国の安寧の拠り所であったわけですし、王宮の貴族たちにとってもそれによって自らの地位の安泰を図っていたのです。一方の大公領民としては、この国を文字通り全身全霊を掛けて外敵からの侵略を防いでいるのに、どんな思いで戦に出ているかすら理解しようとしない真王領民に対して怨嗟の念を溜め込んでいて、そんな心が『血と穢れ』(サイ・ガムル)という地下組織を生み出していたのです。

 そんなところへ真王が闘蛇軍に襲撃されたという事実が生じてしまったのです。

 この出来事はリョザ神王国の根幹を完膚なきまでに瓦解させる引鉄となってしまいました。

 わずか5歳で即位したハルミヤは、王祖ジェより伝わる古の事どものすべてを知ることなく、それこそ純粋無菌培養された状態でリョザ神王国を統治してきたのです。で、カザルム行幸で初めて王宮の外を知り、ついでにエリンから祖先の真実を知り、イアルから自身の命を狙う者の正体をも知ることとなったのですが、これまたセィミヤには何一つ伝わることがありませんでした。

 いわば、セィミヤはハルミヤ以上に無菌培養された文字通りの箱入り娘であって、そういう世間知らずであるにもかかわらず国を統治する権威だけはあるという、実に頼りなく、危ない状態になってしまったのです。

 ハルミヤの葬儀、自身の真王への即位を終えて気持ちが緩んでしまったセィミヤは、自身の器にはあまりにも不釣合いな物を背負ってしまっていたことに心底で気づいてしまったのです。ただ、この時点でセィミヤは祖母・ハルミヤがなくなった事に対する悲しみが先にあったことから、セィミヤの涙には二つの意味があったことに、本人もまったく気づいていなかったのです。

 世事に疎くて政を統べる人間というのは、得てして傀儡状態になるのは過去の歴史が雄弁に物語っているのですが、その例に漏れず、セィミヤもダミヤの流す涙と甘い言葉にまんまと嵌ってしまいました。

 ダミヤの涙はどう見ても嘘っぱちにしか見えんし(-_-X)

 リョザの権威の方がこんな体たらくであるのに対して権力の方である大公は、長子・シュナンがそのような国の現状を非常に憂いていました。セィミヤとシュナンの決定的な違いは、どれだけ広く物事を知っているのか、また、知ろうとしているのかという、自身の国に対する姿勢の違いだったのではないでしょうか。

 シュナンは父に付き添うなどして戦場へと赴き、実際に戦の悲惨さを肌で知り尽くしている一方、セィミヤは戦を穢れたものとして忌み嫌うあまりに現実を知りません。その代わりにダミヤがリョザの国中を回っていたのですが、ダミヤの心の中にある欲望が取捨選択させた都合のいい情報しか知らなかったのですから、百の言葉をもってしても、シュナンが連れてきた重度の負傷兵を目の当たりにして、自分という存在の不確かさを知ってしまうのです。

 ただねぇ、雨が降りそぼるサロウの花畑であんな逢瀬は反則だぞ、シュナン!

 しっかも、告白ついでにプロポーズまでして、挙句にセィミヤの唇まで奪おうというのは、火事場泥棒にもほどがあるってものです。

 それにしても、主人公の出番が冒頭の一言、時間にして10秒足らずっていうのは、なんなんでしょうねぇ。

 【今回の『次回予告』】

 エリンの身に重大な出来事が起こるときには必ず登場するエサル師が今回の出番でした。

 でもって、『獣の牙』以上にシリアスでハードな話がエリンの身に降りかかるのですが、本当に原作どおりに次回以降、エリンを身体障害者として隠すことなく描くつもりなんでしょうか?

 なにせ、次回は本放送の時間に家族揃って夕食を食べるのは自粛された方がよろしいと、老婆心から申し上げます。

 ではまた。

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第41話『真王の真実』

 遅すぎた真実、急を告げる風雲。

 いつものようにリランたちの世話をしているエリン。つい5日前の襲撃事件が幻であったかのように感じていたエリンの元へ、それが事実であったことを告げる手紙が届きました。

 真王を救った褒賞として、カザルム候の館で治療滞在している真王がエリンを晩餐へ招待してきたのです。

 覚悟を秘めて晩餐へと望んだエリン。そこには真王・ハルミヤとダミヤがすでに座っていました。

 エリンの活躍を褒めちぎるダミヤ、その一言一句が、エリンの心を締め付けていきます。

 (その光景を陶酔しきって語り続けるダミヤって、ほんっと、危なっかしい。)

 そして、当然予想できたダミヤの要請。

 「王宮まで護衛を務めてくれ。」

 その時、リランの脳裏にはかつてナソンから聴かされたオファロンの悲劇が浮かんで着ました。そして、ついに真王を前にして覚悟を据えて進言しました。

 「王宮へリランを連れて行くことは、どうかご容赦下さい。」

 リョザ神王国において真王の命に背くことは死に値する大罪、しかしながら、エリンはそれでもダミヤの要請を拒みます。

 それが命令になっても・・・・・・。

 命令を拒む理由を話す相手を、エリンは本能的に察知していました。その結果、ダミヤは部屋の外へ掃き出され、イアルを交えてその理由を語り始めました。

 王獣規範に隠された真意、王祖ジェの悲劇、リョザ神王国建国までのいきさつ・・・・・・。

 血と穢れ(サイ・ガルム)が半世紀以上前に王宮へ放った火は、代々の真王が本来継承されるべきすべてのことどもをハルミヤの手前で断ち切ってしまっていたのです。エリンからその話を聴き終えたハルミヤは、本来母から口伝されるはずであったその事実を緑の目を持つエリンから知らされ。愕然とします。

 しかも、原作では敢えて踏み込んでいなかったこの三者会談を丁寧に描ききりました。それは、原作にはないハルミヤの台詞が全てを物語っています。

 「真王の祖は、神などではなく、大罪人だったなんて・・・・・・。」

 戦という戦を心の底から嫌っているハルミヤにとって、その真実はあまりにも残酷でした。そのハルミヤの心の揺れが、この一言に凝縮されているように思います。

 それでもハルミヤは真王でした。エリンが退室して他に誰もいないという時にイアルから今回の襲撃事件の裏側を知るや、毅然とした振る舞いで帰宮後の措置を決意したのです。

 しかし、それを実行する機会は、永遠に訪れることがなかったのです。

 ハルミヤの死によって・・・・・・。

 【今回の『次回予告』】

 いつ以来だったっけ、と思うほどのダミヤの出番です。今回の本編では触れてませんでしたが、セィミヤは闘蛇軍がハルミヤを襲撃したという知らせを聞いた時点で、完全に大公がハルミヤを亡き者にしようとしたと、完全に思い込んでしまっています。その事はお見舞いの供物を全てつき返されたシーンでも分かることなのですが、次回はセィミヤがダミヤが張り巡らせた蜘蛛の糸に絡めとられる回になりそうです。

 それにしてもダミヤ役の石田彰、妖しさ大爆発ですなぁ。

 ではまた。

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第40話『かげりゆく国』

 国の歪みと二人の邂逅

 リョザ神王国に回り続けていた『毒』が、ついに真王・ハルミヤの足元にまで及んできました。外敵から国を守り続けているはずの闘蛇軍が大挙して真王を乗せた御座船を襲撃するという、大事件です。

 エリンにしてみればダミヤのしつこい口説きから助け出してくれた、あの優しい真王が闘蛇に食い殺されるシーンなど見たくもないわけですから、咄嗟にリランを飛ばせたわけです。

 しかし、その代償はあまりにも大きかったのです。

 まず、長年付き合って意思疎通が取れているはずのリランがエリンの声を無視して次々と闘蛇を屠ってしまったということ。ここに、人と獣の間にある深淵をエリンは見てしまうのです。

 次に、人に決して慣れることがないと言い伝えられてきた王獣が、人を背に乗せて大空を舞い飛んでいる光景を、大勢の人間が目撃してしまったということ。しかも、「あの」ダミヤにまで見られてしまったのです。原作でのダミヤはリランの行為を声もなく呆然と見ていたという描写になっていたのですが、アニメではリランを背に乗せたエリンに、自らの先祖でもある王祖・ジェを見出してしまったのです。

 (しかし、このあたりの伏線を知らずにあのシーンだけを見たら、スプラッタムービーが大好きな、アブない中年男だよ、ダミヤくん。)

 そして、真王陛下を命に代えても警護することを至上とする堅き楯(セ・ザン)といえども、僅か43人では何の役にも立たない事がハッキリしてしまったこと。王宮の貴族たちは口々に今回の警備隊長を拝命していたイアルを責め立てるのですが、イアルにはこの国がどうしようもないところにまで『国としての』根幹が腐りきってしまっていることを悟ってしまうのです。

 そんな中、野戦病院と化したカザルム候の館でイアルとエリンはお互いのことを話してしまうのです。今までのこの国の平時であれば、まず絶対に交わることのない二人が、真王が襲撃されるという大事件を蝶番として互いの距離を一気に縮めてしまったのです。

 父を失い、生活のために家族との縁を断ち切られたセ・ザン。

 母を失い、闘蛇に乗せられて見知らぬ土地へ流れ着いた教導師。

 二人は、それぞれお互いに自分の過去を見つけ出すのです。

 それにしても、盗み聞きはいけませんなぁ、キリク君。

 【今回の『次回予告』】

 6週ぶりの主人公・エリンの登場です。今回の本編では一部棒読み台詞の箇所があったのが気にかかるところですが、そんなことはお構いなしに話はどんどん佳境へと突進していきますので、欠かさず見るようにしましょう。

 ちなみに、次回の時点で原作・王獣編の第7章、つまり闘蛇編からの通しで4分の3が終わります。

 41週かけて4分の3です。つまり、残りの4分の1をたった9週で話を進めることになるのですから、もうほのぼのシーンはないものと考えていたほうが良いと思います。

 なお、今回はアップが遅くなりましてどうもすみませんでした。

 ではまた。

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第39話『闘蛇の襲撃』

 自然の摂理の前に立ち尽くす人々・・・・・・

 この世界において闘蛇と王獣の関係というと、ひとえに「食うか、食われるか」なのです。大人の王獣は闘蛇を食らい、その闘蛇は王獣の雛を食らうことでバランスが保たれていたのです。

 が、オファロンの悲劇によってその自然の摂理を人間の手によって歪められてしまった闘蛇と王獣は、彼らの間にある摂理をジェや緑ノ目ノ民(トガ・ミ・リョ)たちによって人々の知識の外へと追いやられてしまっていました。

 そんな中で、カザルム行幸を終えて王宮へと戻る真王たちを乗せた御座船が闘蛇軍に襲われるという、前代未聞の事件が発生したのです。自然観察の建前に御座船を見に来ていたカザルム学舎の人々はその光景が現実のものとは到底信じられず、呆然と立ち尽くすばかり。その中にあってただ一人、エリンの脳裏には禍々しい母の最期の記憶がよみがえり、優しく接してくれた真王が闘蛇の囲まれた光景にそれをダブらせた刹那、騎乗帯を持ってリランの許へと駆け出すのです。

 それを制止するキリク。まぁ、そうでしょう。『血と穢れ』(サイ・ガルム)としての使命を内に秘めてカザルムヘ潜りこんだ立場では、計画を阻害されてはたまったものではないです。しかし、エリンの意思は極めて自然なものだったのです。

 「私は、人の掟の為に王獣を縛りたくないし、人が目の前で死んでいくのを見過ごしてはおけません!」

 キリクの制止を振り切ってリランの背に乗り、御座船のところへ飛んでいくエリン。が、闘蛇の群れを初めて見たリランは、獣の本能に目覚めてしまったのです。

 御座船へ襲い掛かる闘蛇。

 闘蛇の重みで激しく傾く御座船。

 その弾みで船内を転がり、頭を強打する真王・ハルミヤ。

 鳴き声で闘蛇を硬直させるリラン。

 次々と闘蛇を屠っていくリランの背で、闘蛇の血塗れになるエリン。

 エリンの制する声など耳に入ることなく、闘蛇をまだ屠り続けるリラン。

 そして、すべてが終わったときに見た、残酷とも言える自然の摂理を目の当たりにして呆然と立ち尽くすエリン・・・・・・。

 その場に居合わせた人々は、その自然の摂理になす術を何ひとつ持ち得ないままで立ち尽くすしかなかったのです。

 ただ一人、ダミヤを除いて。

 ダミヤの目には、自然の摂理ではなく、リョザ建国の伝説の再現として見えてしまっていたのです。

 エリンの純粋な想いが、ダミヤの政治的思惑に絡めとられるきっかけとなってしまうのです。

 さて、闘蛇の軍勢が出てきたときに、ダミヤは何のためらいもなく「大公の手勢が襲ってきたのか!?」と真王の前で吐き捨てるように言い放ってましたが、その大公は以前から病の床に伏せっており、シュナンは父に代わって職務を遂行し、ヌガンは最前線でラーザとの戦いに明け暮れていました。

 つまり、大公側に真王への忸怩たる思いがあったにしても、到底真王を暗殺しようなどという野望は微塵もないのです。にもかかわらず、闘蛇は真王を襲撃してきた・・・・・・。

 これはどういうことなんだろうねぇ、ダミヤよ?

 それにしても、今回は夕方の放送時間帯にもっとも似つかわしくない内容でした。リランが次々と闘蛇を屠り続け、屠られた闘蛇の返り血を全身に受け続けるリランとエリン。屠る瞬間は例によって「TARO」的表現でしたが、かえってこの方が自然の摂理の残虐性を表現しきれるものなのでしょう。

 リアルタイムでご覧になったみなさん、ちゃんと晩御飯を食べられましたか?

 (私は原付を路肩に止めてワンセグで見ていましたが・・・・・・。)

 【今週の『次回予告』】

 2週連続のイアルでした。真王を守ることができなかった堅き楯(セ・ザン)のイアル、その無念は己の存在意義への疑問へとポジティブに発展していきます。そんな中、イアルの手当てをするエリンは何を思うのか・・・・・・。

 なお、来週は所要につき、ブログ更新は日曜の夜となりますのでご注意願います。

 ではまた。

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第38話『真王ハルミヤ』

 王獣規範と真王・ハルミヤとの間にある深淵。

 リランがエクと交合してアルを産んだ(こう表現するとかなりえげつないですが・・・・・・)ということで喜びの余り、真王・ハルミヤが生まれて初めて王宮を出てカザルム保護場へと行幸してきました。それにしても、いくら血と穢れ(サイ・ガムル)に命を狙われている身とはいえ、60歳を過ぎて初めて(60歳の生誕祭の時から数えたら、多分65歳のはず)の旅というのは、身体的に問題があるものです。

 そういうことも加味されて綿密な計画が立てられていったわけなのですが、ここに原作と大きな隔たりがあります。

 そう、ハルミヤの甥であるダミヤが行幸の計画立案に立ち会ってるのです。原作ではダミヤがその場にいるフシは微塵もなく、カザルム領主が王宮に呼ばれて行程についての提案を奏上するシーンがあったのですが・・・・・・。しかも、ラザル王獣保護場の最高責任者であるオウリまで既に登場しているんですから、否でも嵐を呼ぶ展開が待ち受けているのです。

 (だって、ダミヤの瞳が「妖しさ大爆発ッッ!!!」になってるんですから。)

 一方、真王を受け入れる側となったカザルム学舎も嵐の様な日々。そりゃあそうでしょう。カザルム保護場開設以来初めてとなる真王の行幸ですから、エサル以下準備に大忙しです。なにせ、ヌック・モックまで舞い上がっているくらいですから・・・・・・。

 しかしながら、浮かれてばかりもいられません。アルの誕生をたどれば、王獣規範を知らずにリランを介抱し、育てたエリンの存在に行き着くわけです。でもって、エリンの存在は(キリクがダミヤにリークしているとはいえ)真王には一切知らされていないわけですから、エサルも細心の注意を払わざるを得ません。

 にもかかわらず、結局エリンは真王の前でリランとのやりとりを見せてしまうことになってしまいました。すべてはダミヤの余計な差し金であったことは言うまでもないのですが、音なし笛を吹かれることの方が、エリンにとっては我慢ができなかったのです。

 ところが、ハルミヤの一言がエリンとエサルの心に不規則なさざ波を立ててしまいました。

 「私も、あの音なし笛が嫌いなのよ。」

 ・・・・・・ちょっと待った。王獣規範を定めて王獣の飼育に対して厳重な規律を守らせている側にいるはずの真王が「音なし笛嫌い」とは、どゆこと?

 ま、その前段で女たらしのダミヤがエリンに言い寄ってくるという、お決まりの行動をとっていますが、ここでも微妙に原作とは違うエピソードが盛り込まれてました。

 そう、ダミヤはエリンが幼いころ、まだ闘蛇衆の村であるアケ村での闘蛇の教練を視察していて、その時に暴れだした闘蛇を鎮めたソヨンをしっかりと記憶していたのです。そういった出来事もしっかり記憶していたダミヤに言い寄られて、エリンも苦しいところです。

 そこへ助け舟を出してくれたのは、やはり真王・ハルミヤでした。でもねハルミヤはハルミヤでエリンをいたく気に入ってしまい、、エリンやエサルの心に霧をもたらすあの一言を発してしまうのです。

 エリンとエサルが驚くのも無理はありません。人に慣れることのない、慣らしてはいけない王獣を飼育するのに特慈水や音なし笛を使用することを厳重に守らせてきたのは、王祖・ジェから連綿と続くリョザの統治者である歴代の真王だったのです。その真王が自ら音なし笛の使用をいやだと言うのですから、これは大きな事件です。

 【今週の『次回予告れ】

 事前に告知された内容からして、必然的にイアルなるだろうとは思っていたのですが、本当になっちゃいましたね。

 残り11話、来週は血生臭い臭いが漂っています。

 ではまた。

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